青の女神 ver.2
ここは、とある居酒屋。
3人の青年が酒を飲みながら談笑していた。
「じゃあ、○時にばあさんの家でいいよな？」
「そうですね。」
「おー、いいぜ。」
「幽助は遅れないで来れますか？」
「うっ・・・当たり前だろ。」
「ははは！こいつは雪村がいねえと無理だ・・・ゲフッ」
すべてを言い終える前に、すでに少々酔った幽助に桑原が殴られた。
「いてえな！」
「黙れツブレ顔!!」
蔵馬は焼き鳥を手に取ってくすくすと笑っている。
「しっかし、良かったよなー。皆生きててよ！」
「俺のおかげだぞ！」
「はいはい、そうですね・・・そういえば幽助。」
「あんだよ〜？」
焼き鳥を頬張り上手く喋れない幽助を見て、蔵馬は尋ねた。
「何色のボタンを押したんですか？」
ブゴブオォホッ！
「ぶええええ！きったねえな浦飯！何しやがんだ！」
「何動揺してるんですか、幽助？」
「いや、なんでもねえけどよ・・・。」
「で、何色を押したんですか？」
どうしてこいつはこんなに人の痛いところを突いてくるのか、と考えたが
、
そんなことを考えたところで蔵馬には勝てやしない。
「青色だよ。」
半ば投げやりにそう言った。
「また、どうして青色なんですか？」
「・・・そういえば雪村、青色好きだったなあ〜浦飯？」
「てめっ・・・！」
「え、そうなんですか？」
「そうだよ、え、もしかしてだから青色な・・・」
「桑原てめえっ！」
「わあ待てギブギブ！」
「しかし、よくみんなの命を賭けることができましたね。」
「え？」
「俺も後から聞いたことですけれど、審判の門にはコエンマも飛影も残っていたそうですよ。
もし審判の門に落ちて俺たちが助かっても、もしかしたら3人もは死んでいたかもしれないんですよ？」
「え!?いたのか!?プーもいたし、4人だな・・・。」
「で、何でですか？」
「う〜・・・あ゛〜・・・。」
「幽助？」
「・・・あっちが神なら、こっちは女神だ。」
一瞬、桑原も蔵馬も目を見開いて、動きを止めた。
「信じれば、大丈夫だと思ったんだよ。」
そういって、運ばれてきた料理を口に運ぶ。
「さすがですね、幽助。」
「そうだな。」
照れているからか、酔っているからか、顔の赤い幽助を見て、2人で笑った。
「また幽助をからかうネタが増えましたね。」
「・・・蔵馬、お前は相変わらず怖いな。」
2人がこんな話をしているとも知らずに、本人は酒を飲んでいた。
そして2日酔いになるほど飲みすぎて女神様に怒られた、というのはまた別のお話。
END
あとがき
これが�△任后�ver.1のあとがき参照）
��の予想は�，鉢△鯀箸濆腓錣擦襪世韻覆里如⊇颪�ません←
これもver.1同様初作品でした。