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�仝彊�：汗かき＋筋肉の弱体化？/幽螢
思えば今朝目が覚めたとき右手に汗をかいていたのは、
今のこの状況を予期していたからかもしれない。
「幽助。」
「んだよ。」
「手、汗かいてる。」
「俺は汗っかきなんだよ。」
「ふうん。初めて知った。」
「お前もやたら握力弱くね？30はあったろ？」
「握力30って、結構弱いの。」
「へえ・・・。」
都会の人口密度にまぎれて、
周りより少しだけ高い体温で歩道を歩いた。
�▲如璽函△匹気�さ、赤と青/蔵ぼ
今日こそは。
今日こそは、頑張るのだ。
「くーらまっ！お、おっはよ！」
「（！）・・・おはよう。じゃ、行こうか？」
どさくさにまぎれて、ぎゅ。と。
動揺した様子はゼロ。
こちらの右手は強張っているのに。
（初めて・・・勇気、出したのにな。）
いつもは並んで歩く道を、
珍しく蔵馬が少しだけ前に出て歩いたある休日。
��左手→右手→顔/飛躯
「ほら。」
「・・・なんだ、コレは。」
いきなり目の前に差し出した手を見て目を丸くする、
俺より背の低い野郎。
「散歩するときは手を繋ぐらしいぜ。」
「蔵馬の入れ知恵か。」
「さすが。」
「無意味だろうこんなのは。」
「俺に言うなよ。」
しぶしぶと俺の手に手を重ねてくる。
触れた指先から伝わる体温がそのまま顔にくる。
「これ」の本当の意味は一生教えてやらない。
この時間は、俺だけのモノだ。
�の笋燭ぅ好淵�と氷のテノヒラ/桑雪
「雪菜さん！はぐれるといけないから手を！」
「ありがとうございます。」
和真さんの暖かな手のひらが、
私の冷たい手にゆっくりと重なる。
「（うわあ〜！）雪菜さんの手はひんやりしてますね！」
「氷女ですからね・・・心も冷たい妖怪が多いので。」
「逆ですよ？手が冷たい人は心が暖かいんですよ！」
「そうなんですか？
でも和真さんの手は暖かいのに、心も温かいんですね。」
「そんなことないですよ！
雪菜さんのほうが心が温かいんですよ！」
ちがうの。
あなたの暖かさに氷を溶かしてもらった人がたくさんいる。
私も、あなたの暖かい左手に感謝しているの。
END
あとがき
1/2ってタイトルは、るろ剣の曲から。
個人的に男子が左手、女子が右手で手をつないでいるほうが好きなんで、
全部そういう設定になっています。
��2人とも気づいてるよっていうのが可愛らしいんですよね。
緊張している幽助と上手く握り返せない螢子ちゃん・・・。
かわいい、かわいすぎる。
��蔵馬は真っ赤な顔してるのが見られたくないのですよ（笑）
（こんなことで動揺するなんて；でも、や、やわらか・・・じゃなくて！///）
葛藤しているって・・・いいですよね←
��女の子は結構ちゃっかりしてるんですよｖ
飛影も理由知ってて、「こいつ知っててやっているのか!?」とか悶々と考えてたら良い。
�だ禳擇舛磴鵑癲△修里劼箸蝓７�ちゃんは本当に心の暖かい人です。
雪菜ちゃんの冷たい右手・・・触ってみたいなあ←